大阪の社会保険労務士 くぼた労務行政事務所

厚生労働省は、介護離職者の防止に向けて、両立支援等助成金を拡充するとしています。

従来の生産性要件を廃止し、労働者が５日以上の介護休業を取得したした場合に３０万円を支給し、現職に復帰し３か月以上継続雇用した際にさらに３０万円が支給されます。

加えて介護休業取得者の代替要員を新規雇用した際に２０万円、新規雇用ではなく、休業取得者の業務を替わって行う労働者に手当を支給する場合には５万円を支給するとしています。

介護離職は労働市場にとって深刻な問題ですので、離職防止に一翼を担ってもらえる事を期待したいと思います。