2023年3月30日

助成金の生産性要件が廃止されます。

雇用関係助成金の生産性要件は3月31日で廃止されます。

生産性要件は生産性向上の取組みを支援するため平成28年から導入したもので、人件費や営業利益から算出する生産性の伸び率が一定水準を超えた場合に助成金を割増支給する仕組みですが、行政の確認作業に長期間を要し、非効率であったのが廃止の要因とのことです。

この要件を廃止する一方、一部の助成金には賃上げに関する要件をあらたに設定するとしています。

尚、増額割合などは今後に定められます。

申請から受給までの期間が短縮されることを期待したいと思います。

~大阪の社会保険労務士 社労士・くぼた労務行政事務所より~

 

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